がんばりすぎる必要はない
愛知県蒲郡市で生まれ育ち、小学生の時に名古屋市に引っ越してきました。
蒲郡市は自然豊かな海辺の町で、その頃の記憶がうずくのか今でも自然が大好きです。
アロマセラピーに出会ったのは、人からの評価と「こうすべき」に囚われ、忙しく過ごすことでその違和感を見ないようにして過ごしていた20代の頃。
肩こりや慢性的な疲れなど小さな不調をいつも抱える日々についに身体が悲鳴をあげ、当時名古屋でも見かけるようになっていたアロマトリートメントを受けに行くことに。
最初に香りを選ぶのですが、小さな琥珀色のボトルからの香りだけで、気持ちがゆるみ安心感が広がっていくことに驚きました。
その時選んだのは、カモミール・ローマン。
鎮痛作用があり、必要以上に自分を追い詰めてしまいがちな時に緊張した気持ちを優しくほぐしてくれる香りです。
あまりに疲れていたのでトリートメント後はむしろぐったりしましたが、翌朝いつもより爽やかに目覚めた時にふと、「がんばりすぎる必要はないのだな」と思えたことを今でも覚えています。