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2019年10月1日 香りのこと

ラベンダー

フローラルな香りの中にほのかにハーブ調を含む、多くの人に好まれる香りです。

ラベンダーはあらゆる精油の中でもっとも広く利用されていると言っても過言ではありません。「無人島に1本だけ精油を持っていけるとしたら?」という問いに一番多くの票を集めるでしょう。

この植物は古くから治療に使われており、ローマではこの消毒作用が尊ばれ、傷を洗い清めるのに使用されていました。

本当に多くの特性がありますが、代表的なものをあげると、鎮静作用、緩和作用、そしてバランスを失った状態をバランスのとれた状態に回復させる力です。

心拍を鎮めリラックスを促すため、不眠症の改善にもよく使われます。

また、脾臓と肝臓を浄化すると言われていて、吐き気などにも有益です。そして、怒りを和らげ疲労困憊から回復させてくれます。中国医学で怒りは肝臓に影響を与え、思い沈むことは脾臓に影響を与えると言われていることを考えると、とても興味深く感じます。

精神を浄化し心を落ち着かせてくれるラベンダーは、様々な香りとの相性がよく、リラックスしたいときにはゼラニウムと、眠れない夜にはオレンジとブレンドがおすすめです。