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2020年2月1日 香りのこと

ジンジャー

おなじみの生姜のフレッシュな香り。奥にスパイシーさを感じさせながら、甘さもある生き生きとした香りです。

ジンジャーは昔から料理に使用されるほか、各地で薬用として重宝されてきました。中国ではリュウマチや粘液過多や下痢など冷え、湿気を伴う症状に使われます。ギリシャ人はその胃を温める特性を愛し、解毒剤として使用しました。

その名前の由来は、インドのジンギという地方名と言われています。ジンギではジンジャーのお茶を飲んで胃の不調を改善させているそうです。

そのことからも分かるように、この精油は胃液の分泌を促進し、食欲喪失、下痢などにも効果を発揮します。また、吐き気、二日酔い、乗り物酔いにも有益です。

また、鎮痛作用があるため、関節炎やリウマチ、筋肉の痛みがあるときに助けになってくれます。

でも、何より特筆すべきは温める作用です。血液循環をよくし身体の冷えを和らげてくれるだけでなく、気持ちがめいり心が冷えた時に、感情を温めてくれます。

この香りは自信や決断力を復活させ、行動する後押しをしてくれるので、何かにチャレンジする力がほしい時にお勧めです。

レモンオレンジなどの柑橘系と合わせてもとても良い香りですし、フランキンセンスやエレミなど樹脂系ともよく合います。