2020年2月22日 香りのこと
レモン

爽やかな柑橘系の香り
レモンは病気を運ぶ虫の消毒として長く重宝されてきています。また、エジプトでは食中毒や疫病の解毒剤とみなされていました。
その消毒作用から喉の痛み、風邪、咳などに有益です。熱を下げる力があるため、それらの症状が熱を伴っている時は特に役立ってくれます。消化器系の不調にもおすすめで、吐き気、胃のむかつき、消化不良の助けになってくれます。
また、リンパの流れをよくすることから、セルライトや静脈瘤にもよいでしょう。
レモンの酸っぱさを思うと不思議ですが、体の酸性を中和してくれる働きがあります。体内の酸とアルカリのバランスが崩れると、胃痛やリウマチ、痛風、関節炎などの不調を引き起こします。それらの症状緩和にも力強い精油です。
オレンジやベルガモットなどの柑橘系と合わせても爽やかですし、ラベンダー、プチグレン、ジュニパーとも香りの相性がいいです。