2020年8月20日 香りのこと
シダーウッド
微かに甘みも感じるウッディ調の香り
シダーウッドにはいくつか種類がありますが、アロマセラピーでよく使用されるのはアトラスシダー。聖書にもでてくるレバノンシダーに近縁で、とても古くから使用されてきた精油のひとつです。
殺菌消毒作用と駆虫作用から、古代エジプト人はこの木で棺を作り、また精油をミイラづくりに使用しました。
「シダー」は霊的なパワーを意味するセム語からきていて、昔から信仰の場でも使用されてきていて、瞑想にもよく使われます。
気持ち的にも「力」を与えてくれて、志を強くしてくれます。
自分が変わろうとしているとき、人生にとって必要な時期ではありますが、その時期は不安を感じ迷いも多くなります。そんなときに助けてくれる香りです。
このオイルは滞っているものを流してくれるのにも、とても頼りになります。リンパの流れをよくすることからセルライト改善に、マイルドな利尿作用から慢性的な関節炎の痛みの緩和にも。
同じウッディ系のサイプレスやサンダルウッドとブレンドしてもいいですし、フランキンセンスやラベンダーとも相性がいいですね。個人的にはラベンサラと合わせるのがお気に入りです。